ACTIVITYクラウドファンディング無事終了したご報告です
2024年2月22日に開始したマザールーフのクラウドファンディングに、
多くのご支援をいただき誠にありがとうございました。
皆様の応援のおかげで3月29日に第一目標の300万円を達成することができました。
3月31日の23時をもちまして今回のプロジェクトは終了しました。
そして最後の最後になって、また私達の目指す動物病院へ向けて、更に決意を新たにすることがあったので共有させてください。
もう終了間際なので、活動報告や応援コメントを返信しようと思っていた土曜の夜…。
実は3月30日19時40分頃のこと。
マザールーフでは犬達を毎日、散歩と別に夜の排泄に行くのですが、中型犬(18kg)の男の子で15歳のホワイトをスタッフが連れて行っていました。
突然、連れて行っているスタッフから慌てた叫び声とともに私達に電話連絡が!
ホワイトがいつものようにゆっくり歩いて排泄をしたので、帰ろうかとUターンしようとした途端、
後ろ足がガクガクと震え出して崩れるように倒れ、前脚、カラダ全体ががくがくと痙攣しました。
一体なぜホワイトが?どうしたのか?何が起こっているのかと動揺しながら、別のスタッフに連絡を取り、どんどんひどく痙攣する姿にオロオロしながら、どうしたらいいんだろうと頭をフル回転させました。
てんかんに似た症状ですが(てんかん持ちの犬が数頭いたのでわかります)、シニア犬なので別の症状かもしれず断定はできません。
泡をだして道路に嘔吐し、口からは泡のあるねっとりとした唾液もまだでている。
スタッフが駆けつけて酸素をすわせたり、マザールーフの江口獣医師に連絡をして対応について指示をもらいました。
舌を見ましたがチアノーゼの症状はないけど、脳神経からか?心臓からか?
自己判断は危険なので、いつも夜間に症状があればお世話になる設備の整っている夜間救急病院へ行くことにしました。
痙攣を始めてからまだ5~6分しか経っていないのですぐ対応したらいいはず。
ただし夜間動物病院は21時からです。もしかしたら診て頂けるかもとダメもとで都市高速を走りました。
夜間動物病院に到着してカルテに記入をしていると、看護師さんが来られて症状を伝えると、時間外で別途費用は追加で更にかかりますが、すぐに診て頂けることになりました。
診て頂けるだけでもありがたく対応に感謝して安堵しました。
診察が始まり血液検査、心臓などの検査を行い、もしかしたらお腹に腫瘍があるかもしれない、脳はMRIを撮らないとわからないので…となりましたが、その時点で症状は治まっていました。
取りあえずカリウムの数値が異常に高いので、点滴をして落ち着かせて翌日かかりつけの病院へ行くことになりました。
再度発症した場合に備え座薬などを頂いて帰路につきました。
マザールーフに帰って来たのが23時過ぎ頃。それから緊張もあったのかうろうろしてやっと落ち着き始めたのが1時30分頃。
私たちはいつものように看病体制でつきっきりで世話をしていました。
翌朝、いつも重病や難病に対応してくれるかかりつけ病院へ行きましたが先生方が不在だったので、症状は比較的落ち着いてることもあり、譲渡会で活動中だったマザールーフの江口医師に急遽来てもらい、カリウムが多いと言われていたので点滴処置をしてもらいました。
日曜の夜も傍らで落ち着いてはいますが、予断を許さないのでつきっきりで過ごしました。
そのような緊急事態があり、クラウドファンディング最終日だったのに発信や返信が滞り申し訳ありませんでした。
今回のことだけではなく、常に動物病院のありがたさや設備の充実化の必要性を実体験しています。
このクラウドファンディング中に起こったことで、もっとがんばろうと更に強く決意しました。
今回は夜間動物病院さんに対応いただきましたが、その診療時間に至るまでの時間に何かおこったら。それを何度も体験しています。
私たちが最終的に目指している動物病院へは、設備投資だけでなく獣医師やスタッフのマンパワー、そして莫大な費用とハードルは高いのですが、少しでも近づきたいと思っています。
少しでも私達のような救いたいと思う保護主や飼い主さんが安心できるよう、
医療設備の充実化をはかりたい!と思い挑戦しています。
プロジェクト達成後もまだまだやらないといけないことが多いのですが、ステップアップしていきたいと思っています。