FUTUREマザールーフのこれから

こんな施設を作りたい

マザールーフでは、新しい取り組みのために新しい施設を作りたいと思っています。
その施設では下記のような様々な活動ができるようにしたいと思っています。

  1. 犬や猫と子供たちなどが触れ合える場所がある。
  2. 保護した犬をトレーニングできる場所がある施設で、セラピードッグになるためのトレーニングもできる。
  3. トレーナーと犬や猫が一緒に暮らせる。
  4. 子供たちが犬と一緒に勉強をしたり、多くのことを学べる。
  5. 自然の中で、保護した犬や猫が多くの人と触れ合えて遊べる。

捨てられた犬や猫でも、人の役に立ち活躍できるようにすることができる施設、心のケアが必要な人たちが訪れ、動物たちと触れ合い元気になれる施設を作りたいのです。
人と動物がお互いを回復させ、捨てられた犬や猫が第二の犬生・猫生を輝かせることのできる施設です。
人間との関わりのなかで傷ついた心を人間が癒すことは難しく、心のケアが必要な子供や大人の心を開かせるには時間がかかります。
そんな時、動物の持つセラピーの力が役立つと私達は考えています。
動物の持つセラピー力は世界中で認められています。日本でももっと多くの人に知ってもらい活躍させられたらと願っています。
目指すのは動物と人間の癒しの場所であり、捨てられた動物たちの力を発揮できる場所でもあります。そのような施設を作りたいと思っています。

保護した犬と猫たちの世話と育成

マザールーフでは保護した多くの犬や猫達が人間と一緒に生活をしています。
犬や猫だけのケンネルやシェルターの場所があると思う方もいるようですが、マザールーフは人と一緒に犬や猫が暮らしています。
(それぞれの相性があるため住空間は分けています)ただその空間が限られているため、広げたいと思っています。
(施設はそのためでもあります)
私たちは仕事をしながら、犬や猫の世話をしています。犬や猫達が元気で快適に過ごせるよう、毎日の食事はもちろん、犬の場合は1日2回の散歩と夜の排泄、部屋の掃除などの世話が欠かさず必要です。
シニア犬や猫は定期的に病院で健診を受けさせ、持病のある子や病気になった子たちの治療も必要ですから動物病院へもよく通っています。時に重病の犬や猫の場合は、24時間体制で看病を行います。
元気に健康に生きて欲しいから保護した時から大切に世話をし、最後を看取るまで責任をもって1頭1頭育てています。
また、保護した当初は心が傷つき攻撃的になる犬や猫もいます。その子たちが心を開いてくれるよう努め、犬や猫の育成を行っています。これからはセラピードッグの育成も行っていきたいと思っています。
今後もこの姿勢は変わらず行っていきます。

命の大切さを伝える啓蒙活動を広げていく

保護した犬や猫達は人間が身勝手に捨てた子たちです。野良犬や野良猫もいますが人間の手によって殺処分されるところを保護しました。
心も体も傷ついた犬や猫達を通して、命の大切さ、尊さを伝える啓蒙活動を更に強化して続けていきたいと思っています。
命を捨てない、傷つけない。責任を持って育てられないのに命を作らない。大人に対しては特に強く願う行動です。
広く伝えていく啓蒙活動をこれからも行っていきます。
また、学校や施設などを訪問したいと思っています。保護した犬や猫達の力が、子供たちの情操教育に役立つからです。マザールーフの犬や猫達と触れ合う機会を作り、子供たちに命の尊さ、大切さを伝えたいと思っています。動物たちを通して、子供たちが心に何かを得ることができるお手伝いができたらと願っています。

セラピードッグの育成とその活動

動物の持つセラピー力は世界中で認められています。アメリカでは多くのセラピードッグが活躍しています。日本でももっと多くの人に知ってもらい活躍させられたらと願っています。
動物の持つ力が、子供やお年寄り、そして日常に疲れた大人達の心にすーっと入り込み、癒してくれます。人間によって傷ついた心は周りの人間の力で癒すには時間がかかり時には心を開いてくれることも難しい場合があります。
そんな時、動物の持つセラピーの力が役立つと考えています。
家庭に犬や猫がいるという方はすでにその力を実感されていると思います。
セラピードッグとは、そのための訓練を受けた犬のことですが、活動するには訓練を受けたトレーナーも必要です。訪問したり、触れ合う機会がある場所では、セラピードッグと共にトレーナーも一緒に行動する必要があるからです。
まずセラピードッグとトレーナーを育成し、活動できるようにしたいと思っています。