メリールー

MERRILU始まりメリールー

始まりは突然やって来た子犬メリールーから

メリールー子犬の頃

約20年前に、まだ生後3か月のフラットコーテッドレトリーバーの子犬が突然私の家(月刊skip編集長)に来たことからマザールーフへの歩みが始まりました。この子犬はメス犬で、飼い主のお母さんは犬が恐くて家に犬がいることに恐怖を覚えて夜も眠れないと言うことから我が家にやって来たのです。子供のころから犬や猫が大好きだったので何の躊躇もなく引き取ることにしました。この小さな命を引き取ったことで動物との関わりが始まりました。

犬には散歩がつきもので、小犬と散歩のため公園にでかけるようになったら、公園に犬がいることに気が付くようになりました。もちろん街中の公園です。どうして公園に一頭で犬がいるのか?最初は分かりませんでした。「捨てられているんだ」と言うことに気が付いたのは数日たってからです。人を怖がらないし、毎日同じ公園内にいるからでした。見ていると可哀想になって保護することにしました。

それから犬の保護が始まったのです。と言っても、家では置く頭数に限界があり、次第に会社にも置くようになりました。会社は、skipというフリーペーパーを発行し、広告・企画制作などを行っています。散歩にはスタッフが手分けして行ってくれるようになりました。仕事以外でも大変になったのです。

私は、保護活動を積極的にしていたわけでなく、公園で犬に出会ったり(何故だか私に寄って来るのです)、捨て犬がいると連絡が入るようになったのです。そして、いつしか増えていきました。自分でも、散歩中に犬がいるのに気が付いたり、街中を何故だか歩いている犬に出会ったりして保護をするようになりました。

おてんばなメリールー

犬や猫が多く捨てられるのは、引っ越しシーズンでした。引っ越し先では動物が飼えない、という理由で捨てられ置いてけぼりにされることが多いようでした。もちろん、高齢だから、病気だから、問題行動があるから、という理由でも捨てられている犬がいます。犬や猫が捨てられている理由は、人間の都合です。他にも、雷や花火の音が怖くて家を飛び出し迷っている犬もいました。そんな犬たちは、何日か経つと家族が迎えに来たりします。でも、犬はドンドン増えていったのです。

そんな中で気が付いたことがありました。捨てられた犬たちは、捨てられたにもかかわらず「人間が大好きだ」ということでした。人間を嫌いになったりしないのです。そんな辛いことにあったにもかかわらず犬たちは、人間が好きなのです。

そんな犬たちを見ていて教えられたことがあります。「無償の愛を与えてくれる」と言うことです。疲れた人間たちを、無償の愛で癒してくれるのです。優しい気持ちや人間力を“蘇らせる力”をもっているのです。だからこそ、新しい家族を探してやりたいと強く願うとともに、犬たちの持っている力を輝かせてあげたいとも思うようになりました。そんな時、TVで「セラピードッグという犬たちが活躍している」という番組をみたのです。