里親募集中DOG&CATレオン
2024年10月にマザールーフのご近所さんから「ケガしている猫を保護したい」という相談を受けてボランティアさんの助けも借りて捕獲した猫です。
白血病陽性猫のため隔離して1匹で一部屋を使っています。
爪を立てず、大人しくブラッシングされるので飼い猫だったのではないかと思います。
下痢嘔吐の症状が2ヶ月に1回くらい出たりするので注意が必要です。


- 性別
- オス
- 種類
- 体毛:グレイ、白 瞳:ブルー
- エピソード
- マザールーフのご近所の方から「ケガしている猫を保護したい」と相談の電話がありました。
ご自分が引き取られるとのことだったので、それなら私たちも出来る事をしようと現場にいきました。
駐車場にいるとのことでキャリーケースを捕獲器がわりに置き、ちゅーるやご飯を用意していると、
周辺の猫たちに餌やりをしている方が来られてどういう状況なのかを聞くことができました。
4ヶ月前からその猫にもご飯をあげているそうですが、この頃食べなくなってじっとしていることが多いと情報をいただきました。
確かに駐車場の車の下にじっとしています。首に傷があるのも確認できました。
その日は捕獲できず失敗でした。
餌やりさんにお薬をご飯と一緒にあげるようにお願いして、捕獲する方法を色々考えることにしました。
囲い込める大きいネットを用意したり、虫とり網の拡大版を作ったり、ダンボールを貼り合わせて囲い込む壁にしようとしたりと準備をしました。
そしてマザールーフのお散歩ボランティアさんにも手伝っていただき、総勢10名で決行することにしました。
時間は夜7時、駐車場に広いネットを持ってジリジリと囲んでいきます。
飛び出した猫がネットにぶつかって逃げ出したり、高いところに登ったり、隣の駐輪場まで逃げたのを走って追ったりしましたが、行き止まりに追い込んだところを網をかけて、キャリーに入れ込むことができました!捕獲成功です!!なんとまだ1時間も経っていません!
スピード捕獲できました!ボランティアさんも餌やりさんも保護主さん達もみんなで喜び合いました!!
ノミダニ駆除をして病院へ行かないといけないので、マザールーフに連れて帰り、絡まったネットと格闘してゲージに落ち着かせるところまで頑張ったところでその日は終了しました。
捕獲した猫は一応落ち着きご飯も食べていたので皆ホッとしていました。
二日後に病院へ連れて行くと検査の結果、白血病ということがわかりました。
猫白血病ウイルスは毛づくろいやほかの猫と一緒に食餌をすることで、唾液や鼻水の中に含まれるウイルスが体内に侵入します。
保護主さんや餌やりさん達と話し合いをしましたが、保護主さんは猫を飼ってらっしゃるので家に連れて帰れないと言われ、マザールーフで預かることになりました。
しかし、猫白血病は感染したら必ず発症するわけではなく、一生発症すること無く、寿命を全うする猫もいます。
飼い方を工夫すれば、健康な普通の猫と同じように生活できるはずです。
マザールーフでは病気がちな猫もいるので一緒の部屋では飼えません。
今は一部屋使って隔離してお世話をしていますが、里親さんを探すことになります。
白血病陽性猫を飼う際の注意点は、ストレスが多いと発症する可能性が高まるのでなるべくストレスをかけないように心がけることだそうです。
病気になる可能性はありますが、愛情を持って飼ってくださる方を募集いたします!
特定非営利活動法人マザールーフ