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ACTIVITY保護された白い赤ちゃん猫は強運猫かもしれません

カラスが赤ちゃん猫を加えて置いていきました。保護された白い赤ちゃん猫は強運猫かもしれません

雨が降っている日曜日の午後、マザールーフに電話がかかってきました。

「窓を開けたら、小さな赤ちゃん猫を加えたカラスが飛んできて、窓の所に置いていきました。まだ生まれたばかりの、手のひらに乗るくらいの赤ちゃんです」という内容でした。

そんなことがあるんだと思いながら話を聞いて「ミルクを飲ませていますか?」と尋ねると「スポイトで飲ませると飲みます」との事です。

しかし【 病気の犬を看病中のマザールーフでは赤ちゃん猫を預かることができないし、3時間おきにミルクを飲ませたりできる人はいないし・・・ 】と、自問自答をしながら話を聞くと、「猫の保護団体にも電話をかけたが全然だめで、預かるにはお金が必要です」と言われたそうです。「それももっともだと思う」と答えました

赤ちゃん猫の場合、お金がとてもかかるのです。
・ミルクを飲ませると1缶なんかあっという間に終わる。
・もし病気だったら病院に行かなければいけない。
・ワクチンも打つしノミ取りもしないといけない。

簡単には引き取ることはできないのが現実なのです。

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でも、電話をかけてきた方も突然カラスが運んできたので、災難といえば災難なのです。

「マザールーフではできないかも」と答えると、「それでは公園に捨てに行くしかない」と言われました。雨の中、それは殺すことになります。

知り合いのミルクボランティアを探して、お願いしないといけないが「連れて来られますか?」と聞くと、「車がないので来られない」との答えです。早くしないと死んでしまうかもと思い、獣医師に預けることにしました。

もちろん電話主さん宅まで猫を引き取りに行くことにもなりました。

その方も一生懸命いろんなところに電話をしてお願いをしたのだと思うので、命を救うために早くしないと死んでしまうかもと考えての行動になりました。

引き取る時、ノミ駆除代として3,000円いただきました。

「よろしくお願いします」と言われて、預かってくださる獣医師の所まで高速で車を飛ばして急ぎました。

本当に小さい猫だったので、低体温になったらいけないと思って心配しながら急ぎました。

先生も心配顔で待っていてくださり、渡したらすぐノミ取りをされて「元気ですからミルクを飲ませて2か月くらいまで育てましょう」と言っていただきました。

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カラスが運んで一命を取り留めた白い赤ちゃん猫は幸運猫だと思いました。

生まれた時から強運の持ち主だから、これからかかわる人たちに幸せを運ぶ猫かもしれないと思い、優しい里親さんを探そうと思いました。

獣医師の先生にお世話をしていただくことになりましたが、本当に良かったと安心しました。
こんな猫たちがたくさんいるんだろうと思うと心配にもなりましたが、とりあえずホッとしました。

 

 


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