ACTIVITY元気印のベリーに異変が!腫瘍を発見!急いで手術が必要だと!

ベリーももう14歳で今年15歳になります。元気印で病気はほとんどしていません。
薬を食べすぎて生死をさまよったり、チョコレートを盗み食いして病院へ行ったことはありましたが、病気らしい病気はしたことがありませんでした。

そんな元気印のベリーが、いつもはご飯を食べた後でも猫のリクちゃんがご飯を食べる時はバッと起きてリクちゃんのご飯を狙うのに、ジッとして動かないし目がうつろになっていました。
これはおかしいと動物病院へ行くことにしました。
時間が18時を過ぎていたのでかかりつけではない病院へ行ったら、血液検査の結果「炎症を起こしているようなので明日かかりつけの病院へ行って検査をしてください」と抗生剤の注射だけをしてもらいました。

待合室のベリー
診察台のベリー
翌日病院でエコーやCTなどの検査をした結果、盲腸の癌だと判明しました。
すぐに手術をしてもらいましたが、中で破裂していたので十分な術後の治療が必要ということになりました。
現在は入院中ですがお腹が少し腫れているので心配です。
皆もとても心配していますが頑張って元気なベリーで戻ってきて欲しいと願っています。

ベリーの術後の状態が悪いと言われました。いつ退院できるか分からない…心配は絶頂に

盲腸の腫瘍を摘出のため手術をしたベリーですが、ナント!破裂していたので大変な手術になってしまったようでした。
年齢も15歳という高齢なので、手術は予断を許さないものになるのに、さらに破裂していて危険が伴うものになってしまっていました。
「最善を尽くしましたが3~4日後に悪い症状が出ることがあるので用心をして見ていなければいけません」と言われました。

手術の翌日に面会に行きましたが、ボーッとした感じで目も合わせることなく、いつもとは全く違うベリーでした。
面会には毎日行くと負担になるかもと思い2日空けて行きましたが、傷口が赤く腫れてきたので中で炎症を起こしているので危険な状況になるかもしれないと治療をしていました。
「この腫れが落ち着いてくるといいですが」と、先生はとても心配されていました。
私も、いつものベリーとは全然違い、目を合わせずワンとも鳴かないのでボーッとしているし、私のことが分かっているのか分かっていないのかという感じが続いているので心配でした。

入院中のベリー

話かけながら散歩をして、いつものように車に乗せて買い物に連れて行ったり(時間は短いですが)して意識改善をはかるようにしてみました。
話しかけたり、歩かせてりして刺激を与えるようにしました。
リハビリを兼ねてです。そして病院で少し抱いていたら眠ってしまいました。
安心したのかもしれないと嬉しくなりながら帰りました。

その翌日から毎日見舞いに行って、散歩とドライブや話しかけ作戦をすることにしてリハビリを続けてみたら、少しずつ目を合わせるようになり意識が少し改善してきたようです。
もちろん術後の麻酔などが本当に抜け出したのかもしれませんが、脚のフラつきはまだ改善しません。
人間も高齢になると、手術の後安静のために寝て歩いたりせずにいると脚が弱るといわれていますので、頑張って歩かせてリハビリをしています。

また、麻酔をしたことで認知症状が出ることもあると言われたので、刺激を与えるための話しかけや軽い遊びなどを入れた運動をするようにしました。
まだ歩きはフラフラです。心配で胸が一杯になりましたが、飼い主が頑張ってリハビリをさせないと改善はしないので、努力して頑張ることにしました。
傷口はまだ赤く腫れています。
退院のめどはついていませんが、毎日散歩と話しかけをして 何とか意識を回復させる努力をするようにしました。
刺激を与えてふらつく脚をしっかりした歩みにさせるようにしようと努力をしてみました。
術後1週間経つと傷口の腫れが少し改善に向かいました。
スタッフ全員から頑張れと応援をするほど心配していましたが、意識が少し改善したように感じましたが、まだ一度もワンと鳴くことはありません。まだ意識は完全には戻っていないような感じでした。
それが8日目だったと思いますが、目が合うようになりました。
少しわかるようになっている感じです。安心しました。もう少ししたら退院できるかもと思いました。

退院は10日目になりました。
脚はまだフラフラでしたし意識も完全という感じではありませんが、一緒にいるリクちゃんやラディッシュなどの猫たちや犬たちと会っていた方が良いかもと思いました。
お薬は沢山飲まないといけませんが点滴ではなく薬で良くなっただけでも安心でした。
まだ意識がボンヤリとして脚のフラツキはありますが、ご飯に対しての執着は昔の様になってきました。
ワンワンと鳴くようになりました。

退院したベリー

退院した夜はベッドで一緒に寝て様子を見ましたが、夜中にクルクル回り出したときは「認知かも?」と慌てました。
3日目に検査に行きましたが「順調に回復に向かっているので、このまま散歩などをして刺激を与えるようにしてください」と言われました。
朝から夜まで寝てばかりいるようにしてはいけないとの注意でした。

手術前のような年齢を感じない元気さになるように細心の注意をしながら介護をしています。
高齢の動物の手術の難しさと、本当に危険との隣り合わせだということを痛いほど実感しています。
今まで大丈夫と安易に考えていたことに反省しています。
2日間面会に行かなかったことを悔いていますが、これからもっと注意をして声掛けや刺激を与えることを考えて皆で頑張る努力をしていこうと話し合っています。

やむを得ず高齢の動物を手術しなければいけない方は、術後は脳を刺激するように語り掛けや目を合わせるという行為をするようにしてください。
ベリーは少しずつ変化が出て回復の兆しが見えているのは事実です。

高齢の犬の手術は麻酔の危険など様々な危険との隣り合わせです。大切なのは術後リハビリです

 ● 麻酔の後遺症で認知の症状が出てくるかもしれない
 ● 脚が弱って足腰がフラフラして歩くのが弱くなる

などいろんな症状が出てくる可能性があります。

ベリーの場合は15歳ということで、麻酔をしての手術は危険もありますと言われました。
もちろん手術をしないと助からなかったのですが、認知まではいかないかもしれませんがボーっとしていたり、隙間に頭を入れてジッと立っていたり、後ろ足がフラフラしていてすぐころんだりしました。
手術前にはない行動です。
元気で15歳とは感じさせないのがベリーでしたが、そんなベリーでも術後はこんなになるんだと思ったものです。

そこでリハビリを無理のない程度にすることにしました。

①散歩をして風や匂いを感じさせたりしながら歩かせ、刺激を与えるようにしました。
②声がけを常にして、話かけながら目を合わせたり呼んだりして感情をアップさせるようにしました。
③同居していた犬や猫と触れ合わせたり、知っている人に会って話しかけてもらったりして刺激を与えるようにしました。
 楽しいという感情を蘇らせるためにです。
④足腰を強くするために1日最低2回の散歩をして足を鍛えるようにしました。
 後ろ足がフラフラしてこけるようになりましたが、歩かせて筋肉をつけるようにしました。
 あまり遠くまで行く必要はないと思いました。

以上のようなことを毎日諦めないで頑張りました。
少し元気なベリー

意識の改善は4~5日目に随分改善していると思いました。
脚の方もしっかりした足取りになってきたのは5日目くらいからです。
諦めないことが一番大事なことで、結果を急ぐのもいけません。
日々必ず回復の方向に向かっているのは事実です。
時間はかかりますが本当に少しずつかもしれませんが改善を見逃さないようにしてください。
喜びは倍増です。
元気なベリー

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