ACTIVITYマザールーフに突き付けられた里親探しの問題点

マザールーフでは犬たちが幸せになるためにと里親探しのお手伝いをしていますが、
里親を探すのは本当に難しいという現実にぶつかりました。

里親になっていただく方にとって、もし迎え入れて1年以内に病気などの問題が生じたら、
里親さんに大きな負担をかけることもあるということです。
そんな問題が生じた場合、引き取ったりサポートすることはするべきだろうと思いました。

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 例えば今回のラブラドールの場合は、2歳と3歳という若い犬なので大きな病気が発症するという可能性は低いと考えますが、
問題は避妊去勢をしていないということです。妊娠している可能性もあると思います。
もし妊娠していたら大型犬のラブラドールですので4~6頭生まれる可能性もあります。
その出産費用は?その後の子犬たちをどうするのか?などの問題が出てきます。
その時考えました。子犬の里親探しはもちろん、生まれたら引き取るべきだろうと思いました。

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今回の問題点は

①4頭の里親探しで避妊去勢をしていなかったことで生じる問題は妊娠していたら?
 産ませる?産ませた場合生まれた子犬はどうする?どこが引き取るのか?
②健康診断をしていないので、先住犬がいる場合、会わせる前にすること?
③もし半年後、1年後に病気が発症したら?引き取るのか?

里親探しをしていると様々な問題があることに気が付きました。
里親希望の犬たちが避妊去勢をしているとは限らないのです。
健康診断を1年以内にしていても、迎え入れた時は健康だったのに、すぐに病気が発症することがあるかもしれません。
里親に出す時は健康診断をして、健康で現時点では病気がない証明が必要になるのは当たり前だと思いました。
里親さんに迎え入れてもらったのに、半年もしないうちに病気が発症したということになると、里親さんに大きな負担がかかることになります。
せっかく新しい家族の一員として迎え入れて愛情を注いでいたのに、精神的なダメージは大きいと考えられます。
それから金銭的にも大変な負担を強いることになります。

luv

マザールーフでは里親探しをする時は、健康診断をして健康だということを確認して
迎え入れてもらう必要があることを実感しました。

喜んで里親になっていただくには、しておかないといけないことがたくさんあります。
希望者の方が喜んで愛情を注いでくださるように、細かいことにも注意をしておくことの大切さを実感しています。
感謝の気持ちを伝えるためにも最新の心配りをするようにしないといけないと考えています。

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