NEWS老犬や病気になった犬の介護についてたくさんの相談が来ています
~13歳くらいのビーグルの病気の介護で悩んでいる方へのアドバイス~
噛み癖があるという保護犬を引き取って2年、噛み癖を改善するためのトレーニングを訓練士にお願いしたりして、愛犬として一緒に暮していた方から相談の電話がありました。
引き取る時に推定年齢は8歳ということでしたが、現在2年が過ぎましたが、後ろ脚が弱ってきて散歩に行くのが大変になってきたそうです。
何か問題があるのかもと病院へ検査に行ったら脳に問題があるかもしれないとのことでした。
その時10歳と思っていたが本当は13歳くらいじゃないかということです。
脚の状態や病状などを診ると高齢犬の症状と考えられます。
散歩に行くのに後ろ脚が弱っているのでどういうふうにしたらいいのか?という相談でした。
マザールーフには、大型犬から中型犬、小型犬といろんな種類の犬がいたので様々なタイプの老犬介護の経験をした実績があるので、相談にお応えすることが出来ました。
タイプ的に昨年亡くなったチャーリーに似ていると思いお話を伺いました。
12~15kgぐらいある犬の後ろ脚が弱ってきた場合は、お腹の部分に布を巻いて前と後ろでリードを持って歩かせるというのが必要になってきます。
そうする時に考えないといけないのが一緒に散歩する人間の方が腰を痛めることもあるので要注意なのです。
後ろの方のリードの高さをキチンと自分に合う高さにするのがポイントです。
次に、起き上がる時に自分で立ちあがるのも難しくなってきます。
そんな時はお尻をあげるようにすると自分で立ちます。
しかし、症状はどんどん進んでいき自分で立なくなるので、ワンワンと鳴いて起こせと訴えたりお尻をついたままグルグル回ったりするようになってきます。
できるだけ外の風や陽の光に当てるようにさせてやるのが良いので外での排泄をすると良いと思います。
寝たきりになってきても起きたいとワンワン鳴き、歩きたいと訴えてきますので大変さは増してきます。
できるだけ立たせたり歩かせてりするように勧めました。
脚が立たなくなると認知の症状が出てきますので夜泣きや起こせの欲求が激しくなってきたようでした。
介護をしている人は眠れなくなってしまいます。
介護をする方が体を壊すようになるといけないので、そんなときは夜眠れるように獣医師と相談して眠る薬を飲ませるもの良いと思うので勧めました。
愛犬の老化の進行は私たちが思うより早いと思います。
できることを愛情をもって実行して、人間が無理をしすぎることがないようにして欲しいと思います。
そしてご飯を食べなくなってきます。
相談された方も突然ご飯を食べなくなってきたと心配されました。
ご飯を食べなくなったら強制給餌をするようにします。
しかし、なかなか食べさせられないと連絡をいただいたので、食べさせるポイントをお伝えしました。
犬や猫の場合、口の横に歯が無いところがあるので、そこにスプーンでも何でもいいので少しずつ口の中に入れていきます。
そして飲み込んだのを待って次にまた一口分を入れると食べてくれます。
ご飯を食べさせるだけでも大変ですが、自分でやりやすい方法を見つけて最後まで介護をすると幸せな気分になってきます。
縁があって家族となった犬を最後まで看取ることができるのは幸せなことです。
ありがとうと感謝の言葉をたくさんかけてあげてください。
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