ピーチ

NEWS腫瘍と闘ったピーチ。抗癌治療はとても厳しいものでした

下痢・嘔吐が始まり、ご飯を食べなくなっていたピーチは検査の結果、癌細胞が腸にできていました。

 高齢なので手術は行わず抗癌治療をするという結論となりました。
しかし、抗癌治療が体に与えるダメージは厳しいものがあり、抗癌治療をした日はご飯は食べずにぐったりとして寝ています。
翌日から少し食べるということになります。
最初の抗癌治療ではあまり効果がなかったのでもう少し強い抗癌剤になりました。
大きく改善するという効果は表れませんでしたが、進行が少し弱まり横ばいの状態で元気を維持しながら頑張っていました。
最初は2週間に1回の抗癌治療で1カ月に1回の血液検査をしました。
ピーチの場合、抗癌剤を打った日の翌日から下痢・嘔吐が弱まり2~3日後からご飯を食べ下痢が治る、しばらくするとまた下痢・嘔吐が始まるという繰り返しでした。
抗癌治療をした数カ月はそんな状態が続きました。
だんだん下痢に血便がでるようになりました。
3.5kgから最後は2.5kgくらいまで痩せてしまいましたが、自分で歩けるし最後の日まで元気で歩いていました。
回復することはありませんでしたが抗癌治療のお陰で寝たきりや歩けなくなることもなく、6カ月間ですが元気でいてくれました。
マザールーフに来て13年以上、みんなのアイドルで誰からも愛されていました。
最後は本当に眠るように苦しむこともなく永眠しました。

ピーチ

私たちはピーチには感謝しかありません。

手こずらせることもなく、無駄吠えすることもなく、多くのボランティアさんに笑顔を与えてくれ心に安らぎを与えてくれた本当のセラピードッグでした。
最初の家族からは要らないと言われましたが、マザールーフに来てくれてありがとうと心から思っています。

ピーチ

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