
ACTIVITY2025年はチャレンジの年。動物たちが活躍できる場所をつくる
2024年はマザールーフにとって厳しい苦難の1年でした
2025年はチャレンジの年とし、動物たちが活躍できる場所をつくりたい
2024年は新年から、高齢のチャーリーの介護からスタートしました(23年から要介護でした)。
高齢で持病のある犬の介護は大変です。
今まで随分介護もしてきましたがチャーリーは特別大変でした。
今までの経験以上の厳しさでした。
チャーリーが毎日楽しく過ごせるようにとみんなで頑張りました。
最後は眠るように安らかに虹の橋を渡っていきました。
そして4月はじめの大雨と雷の嵐の日、アンジーが逃げ出しました。
雷や雨音を怖がる犬というのを事前に知らず、マザールーフで引き取った後に認識して十分注意をしていましたが、
配達の方がドアを開けた隙に逃げ出したのです。本当にあっという瞬間に走り出したのです。
大雨の中、みんなで走って探しましたが見つかりませんでした。
それから1カ月以上、毎日毎日スタッフ全員で仕事もせず、朝早くから夜遅くまで情報が届いた場所に車で行き、
その周りを車や徒歩で探し回りました。
チラシもどれだけ配り、電信柱などに括りつけたか分からないほどです。
それから多くの方々からの情報をいただいたり、お手伝いをしていただき本当に心から感謝しています。
情報をいただけなかったら見つけることはできなかったと思います。
ボランティアの皆さんに一緒に探すお手伝いをしていただ来ました。
地域の皆さんの協力があったからこそ保護することが出来たと思います。
そして、5月のG.W.明けにやっと保護することができました。
その時は可哀想にノミだらけでガリガリに痩せていました。
今は健康的に太ってとても元気に明るくマイペースに生活しています。
ホッとする間もなく5月に、今度はトイプードルのベリーが腫瘍を発症しました。
盲腸の癌ということで緊急手術をしないと助からないと言われ、15歳という年齢のこと、麻酔の危険性も考えましたが手術をしないと命に係るので緊急手術をしてもらいました。
しかし、これが大手術になりました。手術の当日盲腸が破裂してたのです。
遅れていたら命はなかったと思います。獣医師の皆様に感謝です。
高齢の犬の麻酔に関しては問題もあります。
認知症に近い症状が出ることもあるとは聞いていましたが、ベリーは術後その症状がでていました。
術後、入院中の面会でボーッとしている感じで全然感情がみえない状態でした。
目も合わせずボーッとしたままです。
どうすればいいのかと考えて、毎日の日常と同じ行動をしようと思いました。
面会に行って散歩をし、車に乗せ近所を1周して帰るというのを続けました。
その間ベリーにずっと話かけることを続けました。入院は10日間でした。
少しずつ回復しているという感はありましたが、感情を出すという行為はしてくれません。
スタッフと話し、ベリーには話しかけをするということを忘れないように続けていくと少しずつ感情が出てきました。
今は元気で日常生活を送っていますので、ほっと胸をなでおろしています。
高齢な犬ばかりになったマザールーフは同じくらいの時期に今度は15歳のピーチに大腸の腫瘍が見つかりました。
ずっと下痢が続いていたのです。
ピーチは犬種はパピヨンで小さいので年齢的にも手術はしない方がいいとの判断で抗癌治療を開始しました。
ピーチの場合、1週間に1回の抗癌薬の注射を行いました。
注射後の翌日まではきつそうにして寝ていましたが、徐々に元気を取り戻して、
注射予定日前日にはまたきつそうに食欲がなくなるという繰り返しでした。
だんだん回復の間隔が遅くなり試行錯誤の連続でしたが、数か月以上頑張りました。
ピーチも皆に見守られ眠るように逝きました。
マザールーフの最初の頃(20数年前)は、犬たちがどんどんやって来て30数頭いた時もありました。
しかし、現在は猫の数の方が多くなってきています。保護猫がどんどん増えており世話は同じように大変です。
そう思いながら、2024年12月31日の朝。
ベリーが痙攣を起こして倒れました。
仰天しているとその発作が何度も出てきました。
ベリーは癲癇を持っています。
最初は癲癇が出たのかと思いましたが、症状が違うように思いました。
脳梗塞のような感じです。
かかりつけの動物病院は年末年始で通常は休診ながら1時間だけ診療時間があり、見てもらうことが出来て回復に向かうことが出来ています。
今も通院中です。
2025年のスタートはまたいつものように動物病院通いから始まりました。
しかし、ベリーは治療をすることが出来て回復に向かうという事で、今年は良いことがあるような気持ちになりました。
マザールーフは、どの犬も猫も病気になったりすると最善の治療を全力で、出来ることをすべて行なうようにしています。
それはマザールーフがスタートした時からのポリシーです。
できるだけのことはすると決めています。
それで多くの犬や猫を回復、改善に向かわせることが出来ました。
その経験もマザールーフでは財産となるほどの経験です。
獣医師との何度にも渡る話し合いがどんなに大切か、分からないことは聞くことの大切さなど様々あります。
マザールーフには多くの方から犬や猫の病気の問題で問い合わせや相談がありますが、知っていることをお伝えしたり、些細なことも獣医師と相談して応えていこうと思っています。
2025年は新なチャレンジで犬や猫の能力をいかしたい!
また、2025年は動物たちが活躍できる場所づくりをして、子供たちや大人たちが元気になるお手伝いをして行きたいと考えています。
マザールーフの新しいチャレンジをする年にしていこうと思っています。
犬や猫の癒しの力を活かせる、能力を活躍させることで共に生きる楽しさを感じでくれればと思うからです。
動物たちの力を発揮することは大人にも子供にも必要不可欠のものなんだという事を多くの人たちが知ってもらえればと思うからです。
今年はこのことに向かってスタッフとボランティアさんたちと犬や猫たちと一緒に頑張っていきます。
皆さん是非応援お願いします。
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