TROUBLE緊急支援のお願い！

2023.07.13

野犬化している犬40頭。山火事の中を生き抜いている犬達の「捕獲・保護」にマザールーフも動きます。ご支援ください!!

福岡県・古賀市の山で多頭飼育されていた犬40頭。その場所が山火事にあいました。
多頭飼育崩壊と、山火事のあとの焼け野原という劣悪な環境で生き抜いている40頭を救うための緊急案件です。
マザールーフが懇意にしている保護団体さんからSOSがありました。
私どもも一刻も早く犬達を救うよう支援していきますので皆様にお知らせします。

そもそもは飼い主の男性が山の中で犬を1～2頭飼育していたことから始まりました（この時の外飼いで環境も悪かったと思われます）。
避妊去勢をしていなかったため次々と仔犬が生まれ放置していたら約40頭にもなり、多頭飼育状態となり野犬化していました。
この山の所有者から飼い主の男性は自由に山の敷地を使っていいといわれていて犬を飼っていたそうですが所有者も変わったそうです。
そんな中、この山が火事に見舞われました。犬達がいるところ（犬小屋が作られていました）はあたり一面焼け野原です。
火傷をおった犬もいて、焼け野原の跡はそれまでよりも更に劣悪な状態となり、その中で犬達がほおっておかれていたのです。
飼い主の男性の飼育のしかたは悪かったのですが、山火事になった時はこの男性は犬を守るため自分もやけどをして必至で守りました。

ここで問題なのは、この犬達が焼け野原の劣悪な環境で生きていることです。
避妊去勢もできていないままなので、仔犬もいまだに生まれ続けています。
愛護団体が支援に乗り出しましたが、少人数で必至で頑張っておられるのですが、劣悪な環境で野犬化した犬達もおり、なんとかするには相当のパワーがいります。
そして更に大きな問題なのが、この山の持ち主が変わったため、2023年今年の12月までにこの山を出ていかないと、犬達が殺処分されてしまうのです！！

怖い思いをして、食べるものや生活環境もよくない状況の中で育っている犬達は人間にはなかなかなつかず捕獲するのも大変です。
飼い主の男性しか犬達を触ることができない状態ですが、一刻も早く救い出さなければなりません。
この問題に早くから取り組まれている愛護団体の方を私たちもよく知っており、その方から先日、仔犬を預かってほしいとのご相談があったためこの案件を知りました。
事情を聞けば聞くほど、このままではいけない。なんとかしないとと強く思い、私たちも愛護団体さんに協力し、早急に動きます！
避妊去勢を行うためにまず捕獲しないといけませんが、野犬化しているので一筋縄ではいきません。
そしてその後が更に大きな課題となります。
仔犬は里親さんがみつかりやすいですが、40頭の成犬はどうするのか？

2023年12月にはこの山から犬を救わなければ殺処分になるというのです。
里親さんを見つけるのは至難の業だと想像ができますので、捕獲した犬達の保護をする場所の確保が大至急必要となってきます。
私たちは、今のような野外の環境ではなくできたら室内で目の届くシェルターを作ってあげたい。トレーニングを受けさせて最終的には里親さんのもとで幸せになってもらいたいと最終目標を掲げ今からマザールーフも取り組みますので皆様にぜひご支援をしていただきたいです。

皆様へ、この問題を解決するために必要なポイントは下記の通りです。
ご支援、ご尽力をお願いします。
● 現在仔犬2匹は捕獲保護し、里親さんも決まっています。まずこの子たちのお母さん犬を捕獲して避妊手術を受けさせないといけません。
● トレーニングをして、里親さんを探していきます。
● この後に飼い主の手を借りて捕獲、保護を1頭1頭行い避妊去勢手術を行います。
● それぞれの犬にトレーニングを行い、人なれして譲れる犬から里親さんに譲渡していきます。
● 全頭が里親さんのもとにいければいいですが、時間もかかりますし残る犬もでてきます。
同時進行で、最も大切なこの犬達を今の山の中から別の場所に移して暮らせるところを用意しなければなりません。

● 現在、山の中で暮らしている環境（愛護団体のご尽力で小屋も整理され、区分けされたりして随分環境がよくなっています）の中で生きていく上で必要な世話、サポートが必要です。
食べ物の他に、医療のサポートも急務です。

「マザールーフ」では取り急ぎ、下記のことを現段階で取り急ぎ行っていきたいと思っています。
● 仔犬を生んだ母犬の避妊手術を行います。母犬を放すわけにはいかないのでマザールーフで引き取るつもりでいます。
● ドッグフードとノミダニ駆除薬を寄付します。
● 早急に40頭を避難させる場所を探しています。候補地をあたっています。なんとか移動させるよう手配を取っていく予定です。

皆様、ご支援をお願いします！

● 金銭面の寄付と物資のご支援

「緊急支援基金」ご寄付いただいたご支援金は下記の用途で使用します。

救助したい40匹の犬たちに　今、一番必要なのは！

これ以上増やさないためには劣悪な環境改善の前に、避妊・去勢に健康診断をしなければならない！です。

最低限、急遽必要な費用は下記の通りです。
（医療に関する費用はすべて懇意にしている獣医師さんのご協力で通常よりも低額にしてくださっています。

● 避妊・去勢手術と健康診断　1頭あたり5万円×40頭・・・200万円
● 毎月のノミダニ駆除　月@562円×40頭・・・22,480円
● フェラリア薬　4月～11月の毎月　約2000円（11~20Kｇ体重）×40頭・・・8万円
● ドッグフード　総合栄養食ドライフード　40頭で1日20㎏必要　約3,000円（10㎏）×2×30日・・・18万円

上記の医療費は最低限必要な医療費です。犬によっては劣悪な環境による皮膚疾患、火傷などの症状がありそれら治療費は含まれていません。
40頭を救うために必要な今すぐ必要な費用と物資です。どうぞご支援をお願いします！

マザールーフ　振込先ページは　こちら

郵便振替	振替口座番号 01730-0-108697 口座名：「マザールーフ」事務局
銀行振込	福岡銀行本店営業部普通 5073780 口座名：マザールーフ　代表原田敦子

※ご支援金の振り込み、カード決済では、金額やお名前以外は個人情報で分からないようになっておりますので、大変お手数ですがご入金後に、本サイトの問合せフォームに明細を記載してお送り頂けましたらお礼状をお送りしますのでご記載お願いいたします。

これから必要となる費用と必要な物資

● 犬たちの犬舎
雨やどりもできない火事の跡地にいる40頭をきちんと飼育できる犬舎の問題が浮上します
● 里親に出すためのトレーニングにかかる費用
ボランティアさんだけではなくドッグトレーナーによるトレーニングが必要
● 毎日の世話
ご飯や排泄などの日常の世話や部屋の掃除などをする人が必要です。
もちろんボランティアさんも必要です。
40頭となると大人数が必要です。それを管理し支持する人も必要です。

以上他、もっと必要なものは多くありますが、最低で考えるだけでもこれだけが必要です。