ACTIVITY代表原田の新徒然ぐせ マザールーフ編 vol.02

タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。このエッセイにあたり編集長(マザールーフ代表)のクセをタイトルにすることとなった。

代表は犬も猫も大好きである。特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、
つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。

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生後3か月で保護して、15年経った今年の5月に、チェリーが亡くなりました。
3頭の兄妹でしたが、他の2頭は2年前に亡くなりました。
その間も、チェリーは様々な病気を抱えていました。甲状腺や心臓の問題、腎不全、脾臓の摘出などです。
そして、胃拡張の症状が出たのが2年前くらいだと思います。

私は胃捻転になったマザールーフの犬たちを何度も発見し、【あと少し遅かったらダメだった】という状況の犬たちが手術をして助かったという経験があるので、チェリーの胃拡張も発見することが出来たと思います。

チェリーの場合は、19:00前にスタッフから「チェリーが何だかおかしい気がします。吐きたいのに吐かないし、ウロウロして落ち着かないです」と連絡があり、急いで見に行くと、お腹が膨らんでいると感じました。
すぐ病院へ行こうと車を飛ばして、閉院間際の動物病院(以前行ったことのある病院)がまだ開いているので電話をして、「時間外でも診てください」と粘ってお願いして診ていただきました。

先生は、急を要するとすぐ診てくださり「胃捻転まではいっていませんが胃にガスが溜まっています。しかし針を刺せるところまで膨らんでいないので難しい」と、チューブを口に入れて抜くことになりましたが、麻酔をせずに処置をするので先生は大変でした。
犬がチューブを噛み切るからです。
チャレンジをして最初の一回目で何とか少しガスを抜くことができ、21:00から開院する夜間動物病院へ行ったのが、チェリーが胃拡張になりガスを抜くということの始まりでした。

なぜ胃にガスが溜まるのかは、今もまだ原因は解明されていないということです。
治療法がないので、改善するための薬もないのです。

胃拡張は死に至る胃捻転につながるので、大切になってくるのはガスが溜まるのを発見するということです。
そしてこれが判りにくいという問題があります。
大型犬から中型犬に多く、ミニチュアダックスフントにも多いといわれています。
動物たちの病気の発見は飼い主しかできないことです。

命を守るためには“いつもと違う”を見逃さないことが一番大切になってきます。
ぜひ、【いつもと違う】と思ったら動物病院へ行くようにしてください。

チェリー笑顔

元気な時のチェリー


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